新潟県上越市板倉区 いたくら観光ガイド

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山寺薬師

山寺は千数百年前に紀の躬高(きのみたか)によって開かれ、山寺三千坊として広く世に知られました。
七堂伽藍(寺の建物の一そろい)が立ち並び、一大本山であったと伝えられていますが、地震や相次ぐ兵乱のため壊滅してしまいました。
現存する仏像(薬師・釈迦・弥陀の3像)は、応永2年に三善氏によって寄進されたものであるということが、作者である京都六条の仏師築後法眼と共に胎内に銘記されています。
仏像は桧の寄せ木造りで、遠く京都から運ばれたといいます。昭和33年に県文化財の指定を受けました。
境内の長い石段や杉並木が往時のおもかげを残し、静かな雰囲気を漂わせています。
5月8日の山寺薬師の例大祭には露店が立ち、神楽や巫子のおどり、子供みこしもでて見物客には甘酒がふるまわれます。

延命清水(薬師の水)
山岳仏教の拠点である山寺薬師の脇から湧き出てきており、水の湧き出し口の上には石仏が祀られ、周辺にはいくつものほこらが並んでいます。
清水は、薬師堂の下を通ってこんこんと湧き出ていて、どんな日照りでも、どんな大雨の時でも水量は常に一定だと言われています。
この泉の水は、若がえりの水、万病にきくと言われ、難病の人々がこの泉の一滴で尊い命がすくわれたとも言われ、延命清水とよばれています。

施設概要

名称 山寺薬師
住所 〒944-0126 新潟県上越市板倉区東山寺
電話
FAX
定休日 無休
料金 無料
駐車場 無料 約5台
交通アクセス ■お車の場合
上信越自動車道「新井スマートIC」より40分
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